【航海士と機関士の思考回路】
今は目に見え『ない』もの
(でもそこに『ある』もの)を
丁寧に扱うことをお伝えしていますが
その中でもわたしの担当テーマは
精神と物質のバランス調整。
(昨年はバランスを取る人、という意味でバランサーという肩書きを名乗ってた時もあり、そもそもの起業当初から一貫してテーマは同じだったように思います)
(行き着くところは”空、ZERO”だなと思い、降りてきた活動名KUもしっくりしてきたところです。余談が長い^^;)
わたしはもともと
商船の航海士
そして機関士と
サラリー時代は
船乗りの中でも珍しい、航機両用というキャリア形成をしてきてるのですが
航海と機関って
脳の使うところが全然違うんですよね〜🤔
同時にその役職をやろうとしても
なかなかのバランス力が必要で
どちらかの技術を磨く時はやはりどちらかに集中しないといけなかったりしました🙌🏻
(いつも撮っているこの海の景色は、東京湾の入り口。全ての東京湾に出入るする船が見える場所)
最近は精神と物質をテーマにクライアントさま、生徒さまのバランス取りを行なってるのですが、
この中で、なんとなく両方の仕事の運び方を使ってるな〜と感じる時があって
具体的にいうと
航路、針路を設定する
天候を読む、海図を読む、バラスト・積荷計算をする
航海士の役割と
機関士の役割としては
エンジンの始動、メンテナンス
修理業務
どういう保守管理が
どこにどのペースで必要なのか
この修理箇所を復旧するには
このラインを解消して…
等
きめ細やかな機関全体の回路の熟知
音や振動、匂いから、
その回路の詰まりを感じ取る繊細さがあったり。
機関ってなにをしている物をいうのかというと
推進システムのこと。
その中でもエンジンって人間の体の仕組みにも良く似ていて、機関を取り扱うのは、こうした仕組みの勉強になりました。
機関士時代の思考回路は
物質的に限らず
仕組み構築に役に立つし
このシステムがうまく回ってない時に
どうメンテナンスすると
全体の作用が良くなるのか
ということを思考する土台になってくれてるのかもしれません。
それから、その仕組みを
『何の為に』回すのか。
どこへ向かう為に
このエンジンが必要なのか、
を常に見失わないようにするのは
航海士の思考回路。
灯台を見失わない
闇でも、霧でも。
どんな状況の中でも
目的地まで走れる航海士の思考
この両方がミックスして
バランス良く前進していけるのかもしれないな〜なんて思いました💫
もともと海のロマンにわくわくして
海の上に出たんだったな〜と思い出したけど
航海という旅の中に含まれてる要素を改めて分解すると
やっぱり航海術って面白い🌞🙌🏻✨
たまには航海に例えて
精神やこれからの時代の話をするのも楽しいかもしれませんね ☺️💓
船の中に街やコミニュティも形成できちゃうんだから
やっぱり船も仕組みの宝庫かもしれない